6バンド目 フジロッ久(仮)
―前回の記事「STANCE PUNKS企画、火の玉宣言Vol.41へ行ってきた(1)」からつづく―
続いて登場したのはフジロッ久(仮)。彼らのバンド名は前々からよく耳にしていたけど、曲を聴くのもライブを見るのも初めて。
最初はボーカルの2人だけでステージに出て来て歌っていたが、その後ぞろぞろとリズム隊がステージへ入って来てバンドで演奏開始。
フジロッ久(仮)のメンバーは、ステージ衣装の感じとかも一人一人バラバラなんだけど、そのメンバーが合わさった時のバランス感はけっこう絶妙だった。
ライブ中はステージを所狭しと動いてはフロアの方にも降りてきたり、縦横無尽なパフォーマンスで会場を沸かせていた。
フジロッ久(仮)のステージは観ていて普通に面白かったけれど、1バンド目からずっと立ちっぱなしでライブを見ていて少し疲れてきたので途中でバーステージの方へ一時離脱。
7バンド目 THE SENSATIONS
ホールステージでフジロッ久(仮)のライブが終わると、それと同時にバーステージでTHE SENSATIONSのライブが始まった。
この日のイベントは終始間髪なくホールステージとBARステージでライブが続くので、オーディエンスの中でもくまなくライブを見ていた人は体力的に大変だったと思う。
THE SENSATIONSのライブを見るのは2回目。前回見た時以来彼らのファンになっていたので、久しぶりにライブが見れるのを楽しみにしていた。
THE SENSATIONSはパーティーSKA要素の強いバンドで、ノリが良くファンキーな楽曲が多い。
ライブパフォーマンスはかなりハイテンションで、ボーカルのOSAWAさんはステージというよりもほとんどフロアの方で、マイクをギリギリ持ちながら暴れ回っていた。
ライブの後半ではTHE SENSATIONSで一番好きな曲も聴けたし、とても楽しめたライブだった。
8バンド目 LIE-DOWN
立ち見が続いて足腰がかなり疲れて来てたので休憩したいところだったが、次のバンドLIE-DOWNを見にホールステージへと足を運んだ。
LIE-DOWNは、曲を聴くのもライブを見るのも初めてだった。全くの初見だったけど、すごくカッコいいパンクロックバンドだった。
ボーカル篠崎さんの発する熱量、リズム隊の強靭なグルーヴ、エモーショナルで哀愁溢れるギター、それらがかけ合わさって生まれるロックの音圧には圧倒された。
ライブ中、ロケンローなギターソロを弾いているギターの木村屋さんを篠崎さんが肩車してフロア中を駆け回るシーンなんか最高にパンクロックだった。
LIE-DOWNの音には、激しさ、メロウさ、ポップさなど、多彩で独特な色気があった。
篠崎さんのステージ衣装はラフでパンクな感じで、そんな所も含めてザ・クロマニヨンズの甲本ヒロト(ex. THE BLUE HEARTS、THE HIGH-LOWS)に通ずるものを感じた。またライブリピートしたいバンドだ。
written by 南無パンクロック
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