DRADNATS『MY MIND IS MADE UP』ツアー初日へ行った(1)

新宿ANTIKNOCKの入口 DRADNATS
新宿ANTIKNOCK

HI-STANDARD(ハイスタンダード)のギタリスト横山健氏がプロデュースしたDRADNATSの3rdアルバム『MY MIND IS MADE UP』が先月5日に発売開始された。

このリリースに伴い、発売からちょうど一ヶ月後の4/5(土)よりDRADNATSの全国ツアーが始まった。

自分はツアー初日の新宿アンチノック公演を見に行って来た。

この日は、DRADNATSに加えてWANIMAとNOT A NAME SOLDIERSという3バンドによってライブが行われた。

老舗ライブハウス新宿アンチノックは名前だけは知っていたが、実際に足を運ぶのは今回が初めてだ。

また、DRADNATSをはじめこの日出演の3バンドともライブを見るのは初めてである。

というわけで、初見ならではのわくわく感を抱きながらアンチノックへと向かった。

スマホの地図を頼りになんとかアンチノックまでたどり着くと、店頭で本日の出演者が記された看板が飛び込んで来た。

新宿アンチノックのカラフルな看板
新宿アンチノックのカラフルな看板

この日の公演、ソールドアウトしたのかどうかまでは知らなかったけど、アンチノックに入店するとスタート前から会場はかなりの人で賑わっていた。

ローソンチケットで購入した入場チケットを手にドリンク代600円を入り口で支払う。

傍らに置いてあったDRADNATS(ブルーマン風)が表紙のANTIKNOCK3月号を貰った。

新宿アンチノックのフリーペーパー
新宿アンチノックのフリーペーパー

フロアに入るとすぐにバーカウンターでドリンクをオーダー、小カップ一杯のカルーアミルクを飲みながら、フリーペーパーのDRADNATSインタビュー記事を眺める。

フロアにはバンドTシャツなどを着た軽装なオーディエンスがたくさんいる。みんな暴れる準備万全といった様子だ。

いよいよスタート時間の19:00となった。そろそろ出て来る頃かなとステージを見ていると、おもむろにSEが流れしばらくしてWANIMAの3人がステージに登場して来た。

アンチノックへ来る前、対バンのWANIMAはどんなバンドなのか少し知っておきたいと思い、You TubeでWANIMAの曲を少し聴いていた。

「WANIMA」で検索すると、『THANX』という曲がすぐ出てきたので聴いてみると、第一印象は日本語メロコアな感じでモンパチっぽい!だった。

さて、WANIMAのライブが始まった。オープニングから勢い溢れる2ビートなメロコアナンバーが繰り出され、のっけからツボをつかれるものがあった。WANIMAのライブは楽しく聴けそうだと思った。

WANIMAにはメロコア要素、スカ要素、レゲエ要素など変幻自在な感があって、そのクロスオーバーな音がカッコいい。

サウスポーのベースボーカル、ドラムのチャイナシンバルの鳴らし方、3ピースというシンプルなスタイル、彼らはステージ映えするバンドだった。

WANIMAのライブで一番印象的だったのは、ベースボーカルさんの圧倒的なハイテンションとキャラの濃さだ。

DRADNATSのツアー初日でめちゃめちゃテンションが上がってると言ってて、興奮してしまってしょうがないといった様子である。

無邪気な子どもみたいで、終始愉快そうにライブしていた。

またベースボーカルさんのテンポのいい饒舌なMCが面白くて、メンバーをいじったり、DRADNATSのヤマケンをいじったりして笑いをとっていた。

彼は会場の雰囲気を和やかにさせつつ盛り上げるのも上手いアゲキャラだった。

YouTubeで聴いていた日本語メロコアソング『THANX』が一番最後に聴けたのも嬉しかった。

ライブで聴くとまた聴こえ方が全然違くて、すごく気持ちの込もった曲だと思った。

MY MIND IS MADE UP TOURの初日、新宿アンチノック

WANIMAの変幻自在なライブはすごく好きな感じだったので、また違うハコでも見てみたい。

WANIMAの次はハードコアバンドNOT A NAME SOLDIERSの出番だ。

[DRADNATS『MY MIND IS MADE UP』ツアー初日へ行った(2)へつづく]

written by 南無パンクロック 

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