BRAHMANとは
BRAHMAN(ブラフマン)は民族音楽の要素を取り入れた4人組ロックバンド。1995年に結成された。
彼らは昔からHi-STANDARD(ハイスタンダード)と親交があり、ハイスタが主催する音楽フェスであるAIR JAMに、AIR JAM ’98以降すべての回に出演している(計6回出演)。
また、ブラフマンのメンバー4人は、OAU(OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND)のメンバーとしても活動をしている。
ボーカルのTOSHI-LOW(トシロウ)は、THE LOW-ATUS(ザ・ロウエイタス)では、細美武士(ELLEGARDEN/MONOEYES/the HIATUS)とユニットを組み、弾き語りの楽曲を制作している。
TOSHI-LOWの奥さんは、女優のりょうであることはよく知られている。以前、彼ら一家は江崎グリコのビスコのテレビCMで共演を果たしており、その時のBGMにはのOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDの「夢の跡」が用いられた。
ブラフマンのその激しいライブパフォーマンスと、静と動に振らるる感情性豊かな楽曲たちは、多くのラウドロックファンの心を掴んで離さない。
ここではブラフマンの曲を初めて聴く、彼らの曲をよく知らないリスナーさんの参考となるように、筆者が厳選した超おすすめ曲を10曲ほど紹介したい。
ブラフマンの超おすすめ曲10選
1. Answer For…
2. ROOTS OF TREE
3. DEEP
4. ARRIVAL TIME
5. BEYOND THE MOUNTAIN
6. 今夜
7. SPECULATION
8. CAUSATION
9. BASIS
10. TONGFERR
この10曲が超おすすめである。
この他にも、ブラフマンにはまだまだ素晴らしい楽曲がたくさんあるので、興味があればいろいろと視聴してみるのも面白いかと思われる。
アルバム単位で言うと、筆者の推しは1stアルバムの『MAN OF THE WORLD』(1998年リリース)である。先に挙げた「Answer For…」「TONGFERR」を収録するほか、ゴダイゴのカバー曲である「CHERRIES WERE MADE FOR EATING」や、人気のある「SEE OFF」などが収録されている。
全11曲入りで、長すぎず短すぎず、アルバムとして聴きやすい長さであり、また曲順もかなり練られていると思わせるところがあり、作品全体として起承転結が確立している。
また、初期からの作品を集めて再録したアルバム『ETERNAL RECURRENCE』(2009年リリース、全曲再録)も、その時期のブラフマンの曲を一気に知ることができるのでおすすめである。
ブラフマンのライブ映像作品
ブラフマンのライブなどを記録した映像作品も、これまでに何本もリリースされているので、バンドの雰囲気が知りたいリスナーさんにとっては最適である。
はじめVHSで発売された映像作品『CRAVING』は、濃い内容となっているのでおすすめである。トラック14の「THERE’S NO SHORTER WAY THIS LIFE」のライブ映像では、電源系統のトラブルに見舞われる中での様子が記録されており、その成り行きが印象に残っている。
エンディングロールでは、ブラフマンのメンバーが好きなスペインのバスク地方出身の女性2人組ディオAlaitz eta Maider(アライツ・エタ・マイデル)の「Amets bat」がBGMに用いられており、この選曲もとてもすばらしい。
Midi Modern Music Festival 2003(迷笛音乐节)でのライブ映像
2nd DVDの『THEORIA』では、DISC2に収録されている2003年に中国北京で行われたMidi Modern Music Festival(迷笛音乐节)でのライブシーンがかなり衝撃的(ブラフマンと反日の中国人オーディエンスとの対峙)だが、一度見ておく価値のある記録だと思う。
written by 南無パンクロック
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