先週の土曜日、新宿LOFTで行われたSTANCE PUNKS企画の火の玉宣言vol.41~地下パンクの逆襲~に行って来た。
この日はSTANCE PUNKSを含めて全14組のバンドが出演し、新宿ロフトのホールステージとバーステージを交互に使ってライブが展開された。
1バンド目 ユタ州
イベントスタート時間の15時前に会場へ到着し、BARステージでユタ州のライブから見た。
ユタ州は日本語青春パンクな感じの4人組バンドだった。本人たちがそうゆう音楽がとてま好きなんだろうと伝わるような演奏だった。後半にやっていた27歳の歌が一番印象に残った。
2バンド目 THE SNEEZE
その後間髪入れずにTHE SNEEZEのライブがホールステージで始まった。
ギターボーカルとベーシストのステージ衣装の短パン姿が、やんちゃっぽい感じで目立ってた。ギタリストの弾くレスポールとプレイスタイルがどことなくハイスタの健さんっぽいなと思った。もしかしたら、このギタリストは健さんのファンなのかもしれない。ベーシストのベースフレーズの感じは、GOING STEADYのベーシストのアビちゃんっぽい感じがした。
THE SNEEZEの曲は雰囲気的にGOING STEADYとかSEVENTEEN AGAiNっぽいなぁと思ったけど、SKA調な曲もやっていたりキーボードを取り入れた曲なんかもあってなかなか面白いサウンドだった。
ライブの途中でフロントの3人が楽器持ったままフロアに降りて来て、オーディエンスに絡んだりしながら会場を盛り上げていた。とりわけギタリストの動きとMCがユニークだった。
3バンド目 まちぶせ
続いてはスリーピースバンドのまちぶせ。メンバー個々の見た目からしてキャラクター性のありそうなバンドだなと思った。
まちぶせの曲はなかなかに懐の深い感じがして、フレーズとかアレンジにはただならぬセンスを感じた。
ギタボがMC上手くて、聞いてて普通に面白かった。「自分にとってパンクとは、本当のことを言うこと」と話してたのが印象的だった。
4バンド目 THE RODEOS
次はTHE RODEOSの登場。ウッドベース、バンジョー、アコーディオンなどアイリッシュ音楽の要素を取り入れているバンドだ。男気のあるボーカルの声色が、曲の哀愁感をより引き出していた。
THE RODEOSを見るのは2回目だが、改めてカッコいいなバンドだなと思った。
トラッドミュージックのフレーズをパンクロックとして上手いこと昇華しており、またボーカルの色気ある声も相まって、独特の音世界を作り上げていた。
この日のTHE RODEOSは哀愁キラーチューンでひたすら攻め続け、ラストナンバーでようやく陽気なアイリッシュパンクチューンを持ってくるというオーディエンスがグッとくるようなセットリストであった。
5バンド目 We Are From You
次のバンドはWe Are From You。ボーカルはコテコテなHi-STANDARDのTシャツを着て登場。
ラウド寄りなサウンドを持ち味としてるような4人組バンドで、MCによるとメンバーの年齢は相当若いらしい。この日はSTANCE PUNKSのドラムスの康に呼んでもらって出演してるとのことだった。
まだ若いながらも堂々としたライブだったから、けっこう場数を踏んでるんだろうなと思わせる内容だった。
まずWe Are From Youを初めて見るオーディエンスが多かったからだと思うが、おとなしく見ているオーディエンスに対してその様子をボーカルが終始気にしていたけど、それが逆に気になったのはいうまでもない。
written by 南無パンクロック
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