9バンド目 ザ・ビンビンズ
―前回の記事「STANCE PUNKS企画、火の玉宣言Vol.41へ行ってきた(2)」からつづく―
全体のタイムテーブルが押し気味の中、続いてはザ・ビンビンズがBARステージに登場した。
彼らの存在は前からツイッターで知っていたが、曲を聴いたりライブを見るのは初めてだった。メンバーはまだ皆若そうで、格好はいかにもパンクっぽい感じだった。
この日ザ・ビンビンズは、新しいギタリストが加入してから初めてのライブになるとのこと。
ブルーハーツとかSTANCE PUNKSとかからの影響を感じさせる日本語パンクロックなバンドだった。
MCでボーカルが「スタパンはパンクロックの時代を作って来たけれど、今度は俺たちの世代が新しい時代を作っていかなきゃいけないと思う」とか、そんな感じのことを熱っぽく語っていたのが印象的だった。
10バンド目 THE NAMPA BOYS
次はTHE NAMPA BOYSがホールステージに登場。THE NAMPA BOYSのライブを見るのは2回目である。前回見た時、演奏スキルの高いバンドだなと思って、曲もなかなか好みの感じだったのでまた見てみたいなと思っていた。
彼らに地下パンクっぽさはなくて、オルタナティブロックっていうのが一番しっくり来ると思う。作りこんだ感じが伝わる楽曲からは繊細な印象を受けた。パンクバンドばかりの中で、ひときわ異彩を放つ存在であった。
11バンド目 ザ・サイレンズ
続いてBARステージにザ・サイレンズが登場。彼らを見るのは2回目である。
サイレンズのファンがけっこう多かったみたいでライブ序盤からかなり盛り上がっていた。モッシュの勢いあまってオーディエンス同士がぶつかり合うシーンもあったが、フロアは終始盛り上がっていた。
BARステージで出たことについてMCで「スタパンのテツシさんにバーの方でごめんって謝られたけれど、こっちでも全然盛り上げるから」とか、そんな感じのことを言っていた。
新宿ロフトはホールステージの方がやっぱりメインな感じがするから、そっちに出れたバンドはちょっと誇らしいだろうし、BARステージの方からするとちょっと悔しい思いがあるのかもしれない。
他にもMCでSEKAI NO OWARIについて「いや、おれもSEKAI NO OWARI聴きますよ」とか言ってた。
12バンド目 ザ・ビートモーターズ
次はザ・ビートモーターズが登場。このバンドも初めて見る。子気味よい8ビートとロケンローなサウンドが持ち味のバンドで、なかなかの爆音ライブだった。
周りのオーディエンスにも疲労の色が見え始めていた頃、僕もこれまで長時間立ってライブを見ていた為かなり足腰がキテいた。
とうとう足腰の気だるさに耐えられず地べたに座り込んでしまったが、ギリギリ、ライブは眺めていた。
13バンド目 LIFE-GUARD
ビートモーターズのライブが終わると、すぐに大トリ前のLIFE-GUARDというバンドのライブが始まった。
このバンドの次がお待ちかねSTANCE PUNKSの出番だったため、体力を回復するためLIFE-GUARDのライブを見ることは諦めた。
彼らのライブ終わり間際、LIFE-GUARDのメンバーがBARステージの会場からホールステージの会場まで乱入して来て、まったり休憩中のオーディエンスたちに向かってなんて言ってるかわからなかったけれど、異常なテンションで叫んでいたのが、かなりシュールだった。
この日、自分のスタミナ切れでちゃんと見れなかったバンドがいくつかあったのが悔やまれる。長時間のイベントでは休憩の取り方も大事だと思った。
次はいよいよ大トリSTANCE PUNKSの登場である。
written by 南無パンクロック
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