
リ―ホー!ニーハオ!南無パンクロック(@NAMUPUNKROCK)です。
今回は再訪した台湾マクドナルドの最新情報についてシェアします。
※2023年に訪れた際の記事はこちら→[台湾のマクドナルド(麥當勞)がどんな感じなのか知りたくて行ってみた]
2025年、再び台湾を訪れた私は、今回もマクドナルドに立ち寄ることにした。以前訪れた時とは違い、注文の仕方に新しい選択肢が増えていたこともあり、それを試してみようという好奇心もあった。この記事では、台湾のマクドナルドで体験した最新のモバイルオーダーシステムと、朝マック限定メニューなどの感想を交えて紹介したい。

麦当劳Appをダウンロードして会員登録
今回は、事前に台湾の「麦当劳(マクドナルド)App」をダウンロードし、会員登録を行った。台湾では、アプリを活用することでクーポンを利用したり、モバイルオーダーをスムーズに行えたりするため、登録しておくと何かと便利である。
会員登録の流れは次の通りだ。
まず、本名の入力から始まり、その後に台湾国内の携帯電話番号の入力が求められる。これはSMSでの認証のために必要なようだ。さらに、Emailアドレスの入力、ログイン用パスワードの設定を行い、指定したメールアドレスに届いた認証コードを入力することで本人確認が完了する。
続いて、性別と生年月日を登録すると、晴れてアカウント作成完了。これで、アプリ限定のクーポンが使えるようになる。


クーポンを使ってお得に注文
アプリにログインすると、さまざまなクーポンが表示される。私はその中から、「吉事蛋堡(Egg & Cheese Burger)5台湾ドル引きクーポン」を選んで使用してみた。
注文はアプリ上から可能で、「送餐到桌(席まで配達)」というシステムを使ってみることにした。これが非常に便利で、店舗の座席に貼られたQRコードをスキャンし、そのままアプリで注文・決済まで完結する。

支払いはクレジットカードで行ったが、日本から持参したVisaカードが問題なく使用できた。注文後はそのまま席に座って待つだけ。価格は159台湾ドル(現在の日本円換算で約778円)と、台湾の物価からすれば安くはないが、日本のマクドナルドのセットと大差ない印象だ。
注文したメニューとその感想
今回私が注文したのは、以下のセットメニューとクーポン割引ありの単品。
- 番茄嫩蛋焙果堡(Tomato & Fluffy Egg Bagel)※台湾朝マック限定
- 玉米湯(大)※コーンスープ(大サイズ)
- 薯餅(ハッシュポテト)
- 吉事蛋堡(単品)

まず、「番茄嫩蛋焙果堡」は初めて食べたメニューだが、見た目からしてユニークだった。ベーグルに、ふんわりとしたスクランブルエッグ、スライストマト、チーズが挟まれており、口当たりが非常に柔らかく、トマトの酸味とチーズのコクがいいバランスを生んでいた。食べ応えもあり、朝からしっかりエネルギーが摂れる内容だ。
「玉米湯(大)」は、約350mlほどの容量があり、かなり満足感のある一品。日本のマクドナルドでは見かけないが、台湾では定番のようだ。とろみのあるスープの中にコーンがたっぷりと入っており、寒い日や朝の時間帯には特にありがたい存在だと思う。
「薯餅(ハッシュポテト)」は、日本でもおなじみの味だが、台湾のものはやや塩気が控えめに感じられた。その分、素材の味をしっかり楽しめる。
また、5台湾ドル割引のクーポンを使って注文した単品の「吉事蛋堡」は、やや軽めのハンバーガーで、これ一つではお腹いっぱいにはならない。ただ、味に関しては可もなく不可もなくといったところで、特別な印象は残らなかったのが正直な感想である。
注文後の流れとサービスの印象
注文から10分ほどで、店員が注文した商品を席まで運んできてくれた。
日本のマクドナルドと比べると、接客はややカジュアルな印象を受けた。日本のマック店員ほどの「きびきびした丁寧さ」はないが、台湾のゆったりした雰囲気の中ではむしろ自然に感じられた。
2023年に台湾のマクドナルドを訪れた際には、このように「座席からスマホ注文 → 席まで配達」というシステムは存在していなかったと記憶している。わずか2年でこれだけの進化を遂げているのは、かなり印象的だ。特に旅行者にとっては、レジで言葉に困ることもないため、非常に便利な機能だと思う。
台湾の環境への配慮も実感
今回私は利用しなかったが、店内で使用する内用杯(店内飲用コップ)は、回収式の再利用カップとなっていた。台湾では2023年以降、環境保護意識が急速に高まっており、マクドナルドでもその流れを受けてプラスチック削減に力を入れているようだ。こうした取り組みを見ると、単なるファストフードチェーン以上の企業努力を感じることができる。

まとめ:これからも進化する台湾のマクドナルド
今回の訪問を通じて、台湾のマクドナルドがただの「食事をとる場所」から、「テクノロジーと快適さが融合した空間」へと進化していることを実感した。
スマホひとつで注文から支払い、受け取りまで完結でき、さらに台湾限定のメニューまで楽しめるのは、旅先でのささやかな喜びである。
次回またこの場所を訪れる際にも、ふと思い出して立ち寄りたくなる存在であることに変わりはないだろう。マクドナルドというグローバルブランドの中にも、地域の文化や価値観が溶け込んでいるのを見るのは、やはり面白い体験だった。

最後までお読みいただきありがとうございました!
日々アップデートしている最新の台湾マクドナルドもぜひ体験してみてください(^^♪
written by 南無パンクロック
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