[DRADNATS『MY MIND IS MADE UP』ツアー初日へ行った(3)のつづき]
往年の名曲『New Unseen Tomorrow』のあとはMCタイム。
そのあと新しいアルバムから『Sign』→『Sick Of You』→『Footsteps』→『Get Our Future』と4曲続いた。
フロア前方は相変わらずモッシュ&ダイブが激しい。オーディエンスは揉みくちゃ状態だ。
ちょうど『Sign』くらいの時、前方の激戦地帯から具合の良くなさそうな人が抱えられて後ろに引いてきた。
かなりぐったりとした様子だったので、ダイブでもして変な落ち方したのかなと少し心配になった。
その人がダイブしてそうなったのかはわからないけど、ダイブする時はマジで気をつけないと命に関わることもある。
みなさんも気を付けましょう。
さて、DRADNATSの3rdアルバムは買ってからけっこう聴いた。なのでライブでも3rdアルバムの曲だったらすぐにわかった。
でも、昔からのはあまり知ってる曲は多くない。この日のライブで初めて聴くような曲もあった。
周りのオーディエンスは新作のでも昔からのでもだいたいリアクションがあったので、DRADNATSのファンとして歴の長い人たちなのだろう。
記憶が少し曖昧だがどこかのタイミングで、ドラムのトノがステージに持ってきたのぼり旗について話していた。
のぼり旗には「ビスマン」という文字が記されている。この「ビスマン」の意味、わかるファンとわからないファンとで分かれる。
自分はさっぱりわからない。「ビスマン」ってなんだ?
トノは、全国ツアーに全部参加すればわかる!とふっかけて笑いを取った。(流石にそれは無理でしょう!笑)
で「ビスマン」の意味はというと、実はトノの大分県にある実家の老舗製菓屋さんで作っている名物製菓のことらしい。
トノはDRADNATSのドラムスでもあり、実家が作っている名物製菓「ビスマン」の広報担当でもあったのだ。
その実家を愛する気持ちにはトノの人となりが見えるような気がした。(ちなみに「ビスマン」はネット通販でも購入出来るらしい。ぜひ一度食べてみたい。)
ヤマケンは性格の悪さについて自虐的に話して笑いを取っていた。実の母には性格の悪さについて「しょうがない」と返され、姉には「私と同じ」と返されたという。笑
キクオは「両親が今日ライブを見に来ている」と発言。そのご両親は、気分良く1曲目から最前列で見ていたらしい。
けれどフロア前方の激しいモッシュ&ダイブの中で、いつの間にか姿が見えなくなったようでキクオも心配そうにしていた。
たしかにあの激戦地帯に居るのは危ない。怪我をする恐れもある。
(…なお後日談によると、ご両親は最前列で1曲目を聴いたあと、無事フロア後方の安全地帯に移動できたようだ。)
『Get Our Future』あとはMCが入り、続いて過去の作品から次の3曲が演奏された。
『Warmth Of Your Hand』→『In My Heart』→次のは曲名がわからなかった…(ミディアムテンポの曲だった)。
[DRADNATS『MY MIND IS MADE UP』ツアー初日へ行った(5)へつづく]
written by 南無パンクロック
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