When Chai Met Toastとは?インド・ケーララ発のインディーバンドを日本人が聴いてみた

雨の南国風景を望む窓辺にチャイとトースト、ギターとバンジョーが置かれたWhen Chai Met Toastをイメージした風景 India
When Chai Met Toast
<span class="fz-12px">したぁる</span>
したぁる

नमस्ते!(ナマステー)アジア大好き、したぁると申します

インドの音楽と聞くと、以前の自分はまずボリウッド映画の華やかな音楽を思い浮かべていました。

そんな自分がネットで偶然出会ったのが、インド南西部・ケーララ州発のフォーク系バンド、When Chai Met Toast(ウェン・チャイ・メット・トースト/略称WCMT)です。

アコースティックギターやバンジョーを生かした柔らかなサウンドが印象的で、聴いていくうちにかなり好きなバンドになりました。さらに、日本をモチーフにした「Sushi Song」という曲まであります。

この記事では、When Chai Met Toastとはどんなバンドなのかを紹介しながら、日本人の自分が実際に聴いて感じたことや、特に好きな曲について書いてみたいと思います。


When Chai Met Toastとは?

チャイティーのイラスト

When Chai Met Toastの始まりは、ボーカルのAshwin Gopakumar(アシュウィン・ゴパクマール)と、ギター/バンジョーのAchyuth Jaigopal(アチュース・ジャイゴパル)の出会いでした。

2人はコーチ周辺の音楽シーンで知り合い、一緒に曲作りを開始。その後、キーボードのPalee Francis(パリー・フランシス)、ドラムのPai Sailesh(パイ・サイレシュ)が加わり、現在につながる4人編成になりました。

2017年にはデビューEP『Joy of Little Things』を発表。アコースティックギターやバンジョー、ピアノ、ドラムなどを使ったインディーフォークを軸にしながら、ポップやオルタナティブロックの要素も取り入れています。

さらにWCMTの面白いところは、英語だけでなく、ヒンディー語やタミル語、マラヤーラム語など、インドの複数の言語を音楽の中に取り入れてきたことです。

バンド名の「When Chai Met Toast」も面白く、インドを象徴するChai(チャイ)と、西洋的なイメージを持つToast(トースト)の出会いを表しています。彼ら自身も、インドと西洋の音楽的背景が出会うことを、この名前に重ねて説明しています。

👉 When Chai Met Toast 公式サイト


想像していた「インドの音楽」と全然違った

自分がWhen Chai Met Toastを知ったのは、ネットでいろいろな国の音楽を探していたときのことでした。

最初に聴いたのが「When We Feel Young」です。

正直、それまで自分が「インドの音楽」と聞いて思い浮かべていたものとは、かなり違いました。

アコースティックギターやバンジョーが軽やかに鳴り、英語のボーカルとコーラスが重なっていく。フォークを土台にしながらも、インディーポップやオルタナティブロックにも通じる、とても親しみやすいサウンドです。

自分は普段、パンクやメロコアを聴くことが多いのですが、ジャンルが違っても「これはいいな」とすぐに耳が止まりました。

When Chai Met Toast – When We Feel Young (Nature Tapes)

「When We Feel Young」を聴くと、When Chai Met Toastの音楽の特徴がかなり分かりやすいと思います。

明るく軽やかな曲調ですが、単に陽気なだけではなく、どこか懐かしさや切なさも感じる。そこにアコースティック楽器の音色とコーラスが重なって、独特の温かさを作っています。

自分が特に惹かれたのは、フォークを土台にしながら、インディーポップやオルタナティブロックにも自然につながっているところでした。

普段パンクやメロコアをよく聴く自分にとっても、ジャンルの違いをあまり意識せずに聴ける。そういう入りやすさも、When Chai Met Toastの魅力だと思います。

カラフルなフラグ

ちなみに、メンバーの中で個人的に目を引いたのが、ギター/バンジョーを担当するAchyuth Jaigopal(アチュース・ジャイゴパル)です。

WCMTのサウンドを特徴づけるバンジョーの軽やかな響きも、彼の演奏によるものです。

あと、これは音楽とはまったく関係ない個人的な感想ですが、普通にイケメンだと思います(笑)

なお、下の画像はこの記事を最初に書いた2025年当時のWCMT公式YouTubeチャンネルのバナーです。現在は別のデザインに変わっていますが、当時のバンドの雰囲気が残っているので、そのまま掲載しておきます。

WCMTチャンネルのバナー(2025年当時)

日本人の自分が特に印象に残ったWCMTの3曲

When Chai Met Toastには聴きやすい曲がたくさんありますが、ここでは自分が実際に聴いてきた中から、特に印象に残っている3曲を挙げます。

「代表曲だから」というだけではなく、自分がこのバンドを好きになった流れに沿って選んだ3曲です。

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したぁる

聴いて良かった曲をシェアします

When We Feel Young

アコギのイラスト

👉 YouTubeでWhen We Feel Youngを聴く
再生回数:1012万回
(2025年8月26日時点)

自分がWhen Chai Met Toastを知るきっかけになった曲が、「When We Feel Young」です。

最初に聴いたときに印象に残ったのは、アコースティックギターやバンジョーの軽やかな音と、すっと入ってくるメロディでした。

明るく爽やかな曲なのですが、それだけではなく、どこか懐かしさや少し切ない感じもある。そのバランスがすごく好きです。

「インドにもこんなバンドがいるのか」と、一気にWhen Chai Met Toastに興味を持った一曲です。


Ocean Tide

When Chai Met Toast – Ocean Tide

再生回数:156万回(2025年8月26日時点)

「Ocean Tide」も、When Chai Met Toastの中でとても好きな曲です。

「When We Feel Young」のような親しみやすさを持ちながら、こちらはもう少し甘酸っぱい感じの空気があって、聴いていると自然に引き込まれます。

WCMTらしい柔らかなサウンドとメロディの良さが素直に出ていて、何度も聴きたくなる曲です。自分にとっては、When Chai Met Toastを紹介するときに外したくない一曲になっています。

味わいのあるイラストを用いたミュージックビデオも、曲の雰囲気によく合っていて、音と映像を一緒に楽しめます。


Sushi Song――日本人として気になった一曲

ちらし寿司のイラスト

👉 YouTubeでSushi Songを聴く
再生回数:28万回
(2025年8月26日時点)

「Sushi Song」は、タイトルを見た瞬間から日本人として気になった曲でした。

曲の中には「FUJIYAMA」という言葉が登場し、ミュージックビデオにも寿司、富士山、桜など、日本を連想させるモチーフが次々に出てきます。

日本に住んでいる自分から見ると、「海外から見る日本って、こういうイメージなんだな」と感じる部分もあって面白いです。

特に印象に残ったのが、いろいろな“日本らしいもの”が描かれる中に、なぜかタピオカミルクティーまで登場するところ(笑)

その少しズレた感じも含めて、妙に親しみを感じました。

もちろん、日本を正確に紹介するための曲というより、WCMTが思い描くポップな「日本」のイメージを楽しむ曲として聴くのがいいと思います。

インド・ケーララのバンドが日本を題材にした曲を作り、それを日本にいる自分が聴いている――という構図そのものが面白くて、個人的にも忘れにくい一曲です。


2026年、WCMTはさらに海外へ

自分がこの記事を最初に書いた2025年から、When Chai Met Toastの活動はさらに広がっています。

2026年には、新作『Small Town, Big Love, Little Homes』を軸にした活動を展開。さらに8月からは、バンド自身が「これまでで最大の海外ツアー」と表現するツアーをスタートし、イギリス、ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ドバイへと活動の場を広げています。

ケーララの小さな音楽シーンから始まったバンドの曲が、いまではインド国外のさまざまな場所で聴かれている。2025年にこの記事を書いたときよりも、WCMTはさらに国際的なバンドになっていると感じます。

ただ自分の周りでは、まだWCMTの名前を耳にする機会はありません。それでも、アジアのインディーミュージックを探している人には、ぜひ一度聴いてみてほしいバンドです。


まとめ|日本からもっと聴かれてほしいWhen Chai Met Toast

学んだ女の人のイラスト

When Chai Met Toastをあらためて聴いてみると、このバンドの面白さは「インドのバンド」という一言ではなかなか括れないところにあると思います。

フォークやポップ、オルタナティブの要素が自然に混ざり合い、メロディもとても親しみやすい。それでいて、ケーララで生まれた彼らならではの背景や多言語性も音楽の中に見えてきます。

この記事を最初に書いた2025年以降も活動の幅はさらに広がっています。日本ではまだ知る人ぞ知る存在ですが、アジアのインディーバンドを探している人には、おすすめできるバンドです。

パンクロックやメロコアとはまた違うけれど、このような素敵なバンド・音楽に出会えるのも、海外の音楽を掘る面白さだと思います。

インドのWhen Chai Met Toast、ぜひチェックしてみてください💡

👉 When Chai Met Toast公式サイト
👉 When Chai Met Toast公式YouTubeチャンネル


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最後までお読みくださり、ありがとうございました!

written by したぁる 

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