前回の記事「銀杏BOYZ、アルバム出すってよ」でも取り上げた、銀杏BOYZの2枚同時リリースのアルバムがいよいよ来週発売される。そのタイトルなども最近公表された。
発売日は村井守の誕生日
銀杏の新作はフルアルバムとしては、なんと丸9年前ぶりのリリースで、前作『君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命』『DOOR』以来となる。全2作もまた2枚同時リリースされたことはよく知られている。
なお、前作は2005年1月15日にリリースされており、今作は2014年1月15日にリリースされるので、完全に発売日を狙ったのだろうと思われる。
ドラムの村井守(村井くん)の誕生日が1月15日であることと関係があるかもしれない。
どうゆうわけでそうしてるのかはわからないけれど、きっと村井くんの誕生日(2014年1月15日で村井は36歳になる)に合わせて来たんだと思う。
ちなみに村井くんはあの有名な歌手の中島みゆきと実の従弟(いとこ)らしい。なんとも面白いつながりだ。
銀杏BOYZとしてアルバムリリースはだいぶ久しぶりのことだから、彼らのファンにとっては発売日が待ち遠しくて仕方ないことだろう。
正直筆者は銀杏BOYZよりGOING STEADYの方が断然好きなのだが、新しいアルバムがどんな感じなのかは気になる所だ。前作と比べてどんな変化があるのか。
新作『光のなかに立っていてね』『BEACH』
アルバムのタイトルは『光のなかに立っていてね』と『BEACH』というらしい。
『光のなかに立っていてね』は10曲入りで3000円(税抜)、『BEACH』はライブリミックスアルバムらしく、12曲入りで2500円(税抜)とのことである。
消費者的には、1枚がライブリミックスなら一つにして全2枚入りアルバム3000円くらいにしても良かったんじゃないかと思ったけれど、前作も2枚同時リリースだったから、きっとどうしてもこうゆう形で出したかったのだろう。
今回のアルバムリリースに先行してYouubeに銀杏BOYZの新しいミュージックビデオがアップされていた。最近それをちょっと見た。
そのMVは、映画みたいな雰囲気で作られていて、峯田が主演で登場している。ストーリーがかなり独特で、全体的に退廃的な雰囲気のショートムービーだった。
峯田は俳優として過去には映画の主演も務めたことがあるけれど、いま峯田自身のベクトルが音楽以外の方向にも強めに向いているのかなと思うところがあった。
MVを見て、いま峯田はこのような退廃的な世界観を表現したかったんだなぁと思ったけれど、その世界観はGOING STEADYの頃とはだいぶ変わってきたと感じた。
筆者はGOING STEADYの頃から彼らを追って来ているので、今の作風にはゴイステ時代とのギャップをかなり感じる。
以前とは違うことをやることに意義があるのだとは思うけれど、やはり筆者はGOING STEADYの世界観が好きだ。
銀杏BOYZのやってることは面白いとは思うけど、正直それほどピンと来ない。
でも、とは言いつつもやはり銀杏BOYZや峯田和伸の動向が気になってしまうのも事実だから、今後も銀杏BOYZを追っていくと思う。まずは新しいアルバムは早く聴いてみたい。
峯田和伸の活動に期待
俳優としてもパンクロッカーとしても表現者としての才能溢れる峯田は、これからどのような面白いことを見せてくれるだろうか。
銀杏BOYZや峯田はこれからも気になる存在であり続けるのだろう。
written by 南無パンクロック
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