[ライダウン企画『ウンコンドン4』を見に行った(5)のつづき]
『ジェネレイション』の間奏、篠崎さんがスピーチの最後で「エビバディー!愛してるよー!」と言ってすぐに楽器隊が一斉に音をかき鳴らして、ドラマチックにライブのクライマックスを盛り上げた。
この曲が終わって、一応ライダウンのライブ本篇が終了し、メンバーはステージから去って行ったが、すぐにお約束のアンコールを求める手拍子がフロアから沸き起こった。
30人強のオーディエンスがフロアでライダウンの再登場を待っていると、しばらくしてからメンバーの4人がステージ脇から出てきた。
再登場してきた篠崎さんは開口一番「ありがとう!もう一曲だけやらせてもらいますイエーイ!」と言ってからMCを続けて、「来月(5月)はウンコンドンはやらない」と発表していた。
ライダウンは5月には、東北の方を周って何箇所かでライブをするらしく、5月はその東北ツアーがバンド活動のメイン的なものになるようである。
また、再来月の6月に関する重大発表がある、と前置きして「これ言っても大丈夫かな?」と本当に初めて公に話すらしい様子の篠崎さん。
オーディエンスは「なんの話だろう?」ととても気になるわけだが、その内容は6月9日(月)STANCE PUNKS(スタンスパンクス)のロックの日企画にライダウンが出る!というものであった。
事務所とかとのやりとりの関係上なのかわからないが、「ツイッターとかでまだ言わない様に!」と篠崎さんが念を押して言っていた。
この日の翌日ぐらいには、ライダウンのスタンスパンクス企画出演が公式にツイッターなどでも発表されていたけれど、たしかにあの時会場にいた人たちは、いち早くそのことを聞けたことになる。
個人的には初めてライダウンのライブを見たのが、今年の2月に新宿LOFTであったスタンスパンクス企画火の玉宣言の時で、その時の彼らのライブが想像以上に良かったので、それ以来ファンになった。
スタンスパンクスはもちろん大好きなバンドなので、スタパンとライダウンがまた対バンするという、その話を聞いただけでもかなりテンションがあがった。
ただし、今年のロックの日は月曜日で場所は横浜である。月曜日であろうと69の日にやるというスタンスはカッコいいのだが、果たして行けるだろうか…。
話を戻してライダウンのアンコールステージ。アンコールの曲は1stアルバム『ウルトラ・ラブレター』のラストナンバーでもある『ナイストゥーミーチュー』が演奏された。
いつのまにか上裸になって叩いているドラムのけんちゃんさん。アンコールではおなじみの光景であるが、ギターの木村屋さんはこの日服を着て弾いていた。
キャッチーなロックンロールナンバー『ナイストゥーミーチュー』で会場も大いに盛り上がり、曲の最後になって「愛してます!愛と平和―!」とサンボマスターみたいなフレーズを篠崎さんが叫んで、アンコールステージも大盛況のまま幕を閉じた。
この日のセトリは以下のとおりである。
LIE DOWN セットリスト(ウンコンドン4)
・入場SE(ラテンチックな曲)
- overture
- 捧げる唄
- ハイローラー
- CHANGES
- LUST FOR LIFE
- Bottom Parade
- 人生ダイバー
- ウェイディングマン
- パーフェクトデイ
- ジェネレイション
[アンコール] - ナイストゥーミーチュー
ライダウンの曲は普段から聴いているので、前よりもだいぶ覚えてきた。
曲を覚えてライブに臨むとより楽しめるし、来るほどにバンドに親しみを感じてきたりもして、そうやって自分の楽しみ方もだんだん変わってきているような気がしたライダウン企画「ウンコンドン4」であった。(完)
written by 南無パンクロック
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