新宿ロフトへ「失神ナイトVol.34」を観に行った(4)

音楽フェス 失神ナイト

~2015年第一発目は新宿LOFT!「失神ナイトVol.34」へ行った(3)のつづき~

 15バンド中の12バンド終わって、残すところ3バンド。
 
 スタートから6時間以上経過。。。

 次はBLACK FLYSなギターウルフ登場。

13バンド目 ギターウルフ

(メインステージ、19:50~20:30)

 ライブで見るのが初めてのギターウルフ。
 昔、サークルのバンドでコピーしたことがあって、数曲くらいは知っていた。
 割と知名度のあるバンドだし、勢いありげなイメージがあったから愉しみにしてた。
 いざライブが始まると、爆音上等な感じでとにかく音量が半端じゃない。
 抜けの良いサウンドではまったくない。
 むしろその逆を行く暴走気味な爆音だ。
 こういったサウンドは好みが非常に分かれるだろう。。
 やや聞くに堪えず、この場に居続けるのが苦痛になってきたためBARステージへ離脱。
 少し期待していた分、残念な気持ちになったアクトだった。
 ギターウルフはライブより音源で聞いてた方が好きかも。

14バンド目 LIE-DOWN

 (BARステージ、20:30~21:00)

 BARステージの大トリはライダウン。
 前回LOFTで初めて見たときはメインステージだったので、BARステージの彼らはなんとなく新鮮。
 のっけからロックンロールの熱量全開なパフォーマンスが繰り広げられた。
 楽器隊の強靭なグルーヴがボトムを支える中、ボーカルの篠崎さんは何度もフロアに飛び込んでオーディエンスを煽りまくっていた。
 終盤、失神ナイトが今回で終わってしまうことを残念がっていた篠崎さんのMCが印象に残った。

15バンド目 TOMOVSKY

 (メインステージ、21:00~21:40)

 名前だけは以前から耳にしていたトモフスキー。
 顔や曲も知らなかったけど、友人が高評価していたので気になっていた。
 アクト前の転換中、マイクを持ったvo.トモフスキーは幕越しのオーディエンスに気さくに話しかける。始まる前からこの調子で、トモフスキーワールドが場を和ませていた。
 しばらくしてから幕が上がりライブが始まった。
 トモフスキーのこの日の衣装はふなっしージャンパー。どうしてもライブで来たいと思って買ってきた、という。この独特なユーモアセンスが秀逸だ。
 初めてトモフスキーの曲を聞いて、全体的に優しげな曲調だなぁと思った。長丁場のイベントで身も心も疲れてたけど、トモフスキーの曲は心地良く響いた。
 話によると、バックバンドのベースさんとトモフスキーは兄弟とのこと。僕はライブ後になってそのベースさんが「ピーズ」のボーカルさんだったってことを知った。周りのオーディエンスはそうゆうこともきっとよく知っていたのだろう。

 こうして「失神ナイト最終回」in 新宿ロフトは幕を閉じた。出演したバンドたちの活動は続くけれど、この企画が終わってしまうことが少し寂しい気もした。

 失神ナイトをここまで続けてきた企画者さんには、多くのイベントファンがリスペクトの念を懐いたに違いない。

 熱量のあるライブ空間をありがとう、失神ナイト !

written by 南無パンクロック 

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