
リ―ホー!ニーハオ!南無パンクロック(@NAMUPUNKROCK)です。
今日という日~、忘~れない、ロックの日記念日~
今日は6月9日。「ロックの日」として、日本の音楽ファンの間では毎年ちょっとした話題になる日です。言うまでもなく、「6(ろっ)+9(く)」という語呂合わせから生まれた、日本ならではの言葉遊び的な記念日です。こうした遊び心が文化として定着しているのは、日本語ならではの魅力かもしれません。
中国語では「ロックの日」にならない理由
もしこれが中国語だったらどうでしょう。6は「liù(リォウ)」、9は「jiǔ(ジォウ)」と発音されるため、「ロック」にはなりません。したがって、中国語圏では「ロックの日」は成立しないわけです。
代わりに中国語では、ロック音楽は「搖滾音樂(yáo gǔn yīn yuè)」、パンクロックは「朋克搖滾音樂(péng kè yáo gǔn yīn yuè)」と表記されます。英語のバンド名や音楽ジャンルをすべて漢字で訳すという中国語のロジックは、漢字を知っている日本人にとっても時に理解が難しいものです。アルファベット圏の人々にとってはなおさら難解でしょう。
STANCE PUNKSの「ロックの日」ライブが思い出される
そんなロックの日と聞いて真っ先に思い出すのは、パンクバンドのSTANCE PUNKS(スタンスパンクス)が主催する恒例のライブイベントです。彼らは熱量の高いライブパフォーマンスと、泥臭くも心に響くものがある日本語詞で、熱いファンを持つバンドです。
記憶が少し曖昧ですが、私も以前、このロックの日イベントを観に行ったことがあったような気がします。自分の昔のブログを見返していたところ、「STANCE PUNKSの結成15周年ライブを観に渋谷クラブクアトロへ行った」という記事を見つけました。そこには、汗と熱気に包まれた夜の記録が生き生きと綴られていました。
25周年を迎えたSTANCE PUNKSと、再始動するELLEGARDEN
2023年、STANCE PUNKSはバンド結成25周年を迎えたとのこと。四半世紀も活動を続けるバンドはそう多くありません。粘り強い活動と、一貫してぶれない音楽スタイルは、まさにパンクスピリットの象徴です。
彼らと親交のあるバンドといえば、ELLEGARDEN(エルレガーデン)もその一つ。エルレとは同じ事務所「GROWING UP」に所属しており、かつてはライブでの共演もよく見られました。
そんなエルレが、実に16年ぶりとなるフルアルバム『The End Of Yesterday』をリリース。さらに全国ツアーも精力的に行っており、再び熱い注目を集めています。
注目の新曲「Strawberry Margarita」
アルバムの中でも特に印象的だったのが「Strawberry Margarita」という曲。タイトルからは爽やかで軽快な印象を受けますが、実際に聴いてみると、ノスタルジックで心に残るメロディと歌詞が印象的な、まさにエルレらしい一曲でした。
エルレの新曲と聞いて期待していたリスナーの期待を裏切らない、むしろそれを上回るようなグッドナンバーです。
ミュージックビデオのロケ地は台湾?
印象的なミュージックビデオも話題になりました。どこか日本離れした風景が登場し、海外で撮影されたのではないかと思わせます。街の雰囲気や自然の描写から考えるに、台湾で撮影された可能性が高いと感じました。
実際、エルレは2019年11月に台湾でライブを行っており、台湾の人気ロックバンド「滅火器(Fire EX.)」とも交流があるようです。台湾で撮影されたOfficial髭男dismの「Pretender」のMVにも、どこか似たような空気感を感じさせる場面があります。
中国語圏でのバンド名表記もユニーク
ちなみに、Official髭男dismは中国語圏では「Official鬍子男(hú zi nán)dism」と呼ばれることもあるそうです。「髭」のピンインは「zī」で、「髭子」や「髭須」など、意味はほぼ同じです。中国語圏での独特な翻訳センスも、音楽文化の広がりを感じさせます。
ロックの日に改めて音楽文化を振り返る
音楽と言葉、文化の交差点にあるロックというジャンル。その多様性と普遍性を改めて感じさせてくれるのが、この「ロックの日」なのかもしれません。
今年も、STANCE PUNKSのロックの日ライブは開催されているようです。かつてのライブの熱狂を思い出しながら、彼らの25周年、そしてエルレの復活に、心からのエールを送りたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!
ほ~そみ~たけ~し~好き~(^^♪
written by 南無パンクロック
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