DRADNATS『MY MIND IS MADE UP』レビュー|全14曲を徹底解説&感想(第1回 / 全4回)

アコギと花のイラスト DRADNATS
音楽レビュー

※この記事は、2014年に書いた文章をもとに、後年、一部加筆・修正したものです。当時の感想を残す方針で編集しています。

<span class="fz-12px">南無P</span>
南無P

リ―ホー!ニーハオ!南無パンクロック(@NAMUPUNKROCK)です


はじめに

Hi-STANDARD(ハイスタンダード)のギタリスト、横山健氏プロデュース作品として注目を集めた3ピースメロコアバンドDRADNATS(ドラッドナッツ)の3rdアルバム『MY MIND IS MADE UP』。

その全14トラックについて、聴いた感想などを記してみたい。


トラック1『Bright Star』 ― アルバムを照らすオープニング

アルバムのオープニングを飾るにふさわしい、DRADNATSの持ち味が凝縮されているような、疾走感のある泣きメロナンバーだ。

ストーリーの始まりを予感させる、冒頭部分からの展開がカッコいい。

冒頭で英語のメッセージを語るのは、MEANINGのボーカルHAYATOである。

「There’s a star that only one can have(人は必ず自分にしか持てない星をもってる)」と歌われているが、歌詞にはハイスタの『STAY GOLD』に通ずるものを感じた。

ジャンルはまったく違うが、コブクロの『桜』の歌詞とも近い。

ハイスタ難波と横山のボーカルのかけ合いを彷彿とさせる、Gt.キクオとBa.ヤマケンのハモリは絶妙である。


トラック2『Footsteps』 ― キャッチーなパンクロッカー宣言

印象的なイントロのギターリフから、一気に駆け出して行く。

圧倒的にキャッチーなメロディーと、DRADNATSの持ち味である絶妙なハモリが存分に発揮される。

メロコアファンのツボをついてくるような、メロディックパンクナンバーである。

コード展開やアレンジの所々に、Ken Yokoyama氏のニュアンスが感じられる気がする。

前作までのDRADNATSとは、一味違った勢いをこの曲には感じる。

歌詞では、メンバーのバンドに対する率直な気持ちが表現されていてる。

読みながら聴くと、彼らの音楽にかける情熱がより伝わって来る。

「Won’t wear studded jackets or belts I’m wearing them inside(鋲ジャン、鋲ベルは着ないが心の中で装着済みだ)」と高らかにパンクロッカー宣言をする歌詞が好きだ。


トラック3『Sick Of You』 ― 哀愁を帯びた泣きメロナンバー

DRADNATS節の泣きメロとタテノリのリズムで鳴らされる、哀愁のあるメロコアナンバーだ。

甘酸っぱい雰囲気を醸し出すコード展開、そこに乗っかるメロディーラインとハモリは、聴いていて心地良い。

「It’s not all about knowing one another(理解し合う事が全てじゃないって事を)」と、時に人に対して思うこともあろう正直なところを歌っていて、共感できる歌詞だ。


トラック4『Good Morning And Good Night』 ― DRADNATS節全開の代表曲

このアルバムの代表格として示されるDRADNATS節全開の疾走感溢れるポップパンクナンバーだ。

Gt.キクオとBa.ヤマケンの抜群のかけ合いは、この曲でも如何なく発揮されている。

「You can’t take or give hope It stays in the heart(きっと希望は奪うでも与えるでもなく、心の中に根付くもの)」という歌詞が好きだ。

あまりにも有名な曲だが、ミスチルの『名もなき詞』の「愛はきっと奪うでも与えるでもなくて、気がつけばそこにあるもの」のフレーズに似ているのは気のせいだろうか。

この曲は、特別にミュージックビデオが作られていて、YouTubeで公開されている。

DRADNATS -Good Morning And Good Night

MVには、プロデューサーの横山健氏なども友情出演しており、なかなか面白い。

(第2回)へつづく


<span class="fz-12px">南無P</span>
南無P

よかったら、つづきも見てね!

written by 南無パンクロック 

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