昨日、高円寺ShowBoat(ショーボート)というライブハウスで東方といわれるジャンルのライブに参加してきた。
東方バンドとは?
実は「東方」についてよく知らないのだが、とあるシューティングゲームのサウンドトラックをカバーするジャンルとのこと。(うちのバンドの主催者に聞いた)
会場にはお客さんがけっこう入っていて、東方バンドは集客努力をしていて偉いなぁと思った。
アマチュアバンドでもお金さえあればライブはいくらでも出来るけど、ことお客さんを呼ばなければいけないとなると、これがとても大変なことなのである。
わざわざ遠い所まで足を運んでもらうのも悪いし、チケット代やドリンク代を払ってもらうのも申し訳なく思ったりするのである。
また、見てくれた人にとってそのライブ体験が対価に見合ったものであったのかという心配も常にある。
このように、アマチュアバンドにとって集客の問題はかなり大きな悩みの種なのである。
このような難しい問題がある中で、これだけの集客があって少し驚いたくらいである。
東方ライブの出演バンド
さて、この日出演したバンドは、Rimitz、東京エクスペリメンツ、Emotional Melody!!、天狗の舞、音戦玉子の5組であった。
どのバンドもそれぞれ個性があって、ステージでは気合いの込もったライブを見せてくれた。
とりわけ印象に残ったバンドとしては、4番目の天狗の舞が良かった。
このライブのために、はるばる九州は熊本県から上京して来たというバンドだった。
もちろんライブを見るのもサウンドを聴くのも初めてである。
ギタボ、ギター、ベース、ドラムの4人編成で、ギタボの人がこのバンドの主催者であるという。
あとの3人はサポートメンバーとのことであった。
ギタボが客席側から見るとステージ右側にポジショニングしていて、なんかSTRAIGHTENERとかthe band apartっぽい見せ方だなぁと思った。
天狗の舞のサウンドで印象的だったのは、そのメリハリの利いたアレンジである。
キメを多用してめまぐるしく展開されるオルタナティブなサウンドがカッコ良かった。
なかなかカオスティックなアレンジだと思った。
どうやってこうゆうアレンジを考えたんだろうと、音楽的センスの高さを感じた。
自分がドラムをやっているから当然人のドラミングも気になるわけだが、天狗の舞のサポートドラマーの女性は演奏がとても見事であったというかセンスを感じた。
きめ細かいドラムアレンジが凝ってるなぁと思った。
裏打ちのビートなんかは、ねごとのリズムっぽかった。
昨日のイベントは、全体を通して終始和やか雰囲気であった。
また、東方バンドの盛り上がりを感じることが出来るイベントだった。
written by 南無パンクロック
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