ELLEGARDEN(エルレガーデン)を好んで聴くようになったのは、活動休止の2008年よりももっと後になってからだった。
ELLEGARDENが人気絶頂の頃
2000年代のエルレが人気絶頂の頃、その大人気ぶりについては小耳に挟んでいたが、あえて彼らの曲を聴いてみようという気持ちはそれほど起きなかった。
音楽雑誌コーナーとかでよくエルレが雑誌の表紙を飾ってるのを見てはいたけれど、最近よく目にするバンドだなぁという印象があったくらいだ。
ライブハウスシーンから出てきたバンドみたいだったけど、Hi-STANDARD(ハイスタンダード)やBRAHMAN(ブラフマン)よりもだいぶ下の世代なんだろうなぁと勝手に思っていた。
あとで知って少し驚いたけれど、エルレのボーカル細美武士は、ブラフマンのボーカルのTOSHI-LOW(トシロウ)よりも年上だし、ハイスタのメンバーともそれほど年が離れていなかった。
先にラウドロックシーンで人気を博していたブラフマンのTOSHI-LOWと、その頃はまだ普通に会社員をしていた細美武士が、後には同じステージに上がるようになり、2011年には東日本大震災の復興をきっかけとして親交を深めるようになった。この二人の関係性は面白い。
ELLEGARDENを好きになったきっかけ
エルレを聴き出すようになったきっかけは、友人のカーオーディオからエルレの曲が流れていたのを聴いて「エルレってこうゆうバンドなんだ、思ってたより全然カッコイイな!」と感じることがあったからだ。
特に有名な曲はどこかで耳にしていたから少しは知ってるつもりでいたけど、エルレの曲にグッときたのはその時が初めてだったと思う。
その時に車内で聴いていたのはエルレの2ndアルバム『BRING YOUR BOARD!!』。
ストレートど真ん中な疾走感のあるオープニング「Surfrider Association」からの展開は見事だった。
それからはエルレのいろんな曲を積極的に聴いてみた。たくさんの名曲があった。
また大学の軽音サークルで、エルレ好きな人たちとバンドを組んでは、エルレの曲をコピーしたりもした。
軽音サークルにはエルレ好きなメンバーがちらほらいて、音楽的嗜好の合うメンバーとバンドを組んで演奏するのは楽しかった。
自分では4thアルバム『RIOT ON THE GRILL』しか持ってないけれど、エルレのいろいろな曲をYouTubeでよく視聴する。
またカラオケに行った時もよくエルレの曲を選曲したりするけれど、細美武士の歌パートは高音域のところもあるので、音域が高くて声が出せない部分もある。
一緒にカラオケにいった友だちが歌っていたのを聴いて気に入ったエルレの曲もある。「スターフィッシュ」はそうだった。
ELLEGARDENの今後
現在、エルレは活動休止しているけれど、もし復活したら彼らのライブに行って生のエルレサウンドを味わってみたい。
エルレの4人は、今はそれぞれ違うバンドで活動しているが、そちらもまた注目を集めている。
とりわけthe HIATUS(ハイエイタス)を構成するメンバーは、ラウドロック・パンクロックシーン周辺の強者揃いだ。
2011年に、実質的には解散状態と思われていたジャパニーズメロコア界の伝説的バンドHi-STANDARDの劇的な復活があった。
その奇跡的なハイスタの活動再開を目の当たりにして、エルレファンも期待するところがきっとあるだろう。
written by 南無パンクロック
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