銀杏BOYZ、アルバム出すってよ

木、光 銀杏BOYZ

銀杏BOYZが久しぶりにアルバムをリリースするという情報を耳にした。

9年ぶり2枚同時アルバムリリース

彼らにとって、2005年1月15日に2枚同時リリースされた『君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命』『DOOR』以来となるアルバムリリースである。

そのニュースに先んじて、銀杏のメンバー2人がバンドから脱退するという話を聞いた。

脱退するのは、ベースの安孫子真哉(アビちゃん)と、ギターのチン中村(チン君)であるという。

久しぶりのアルバムリリースとメンバー2人脱退のニュースには少し驚いた。

銀杏の動向は前から気になっていたけれど、このような展開になるとは全く予想出来なかった。

新譜を楽しみに待っていたファンたちにとって、今回のアルバムリリースは明るい話題であったはずだが、メンバー2人の脱退が重なったため複雑な心境のファンも多いだろう。

新譜がリリースされると、彼らのようなバンドは普通レコ初ツアーなどを行うのが、銀杏BOYZはこのような状況でどうするのか気になる所だ。

GOING STEADY時代

筆者はGOING STEADY(ゴーイングステディ、略してゴイステ)が元々好きだったので、彼らが銀杏BOYZとして活動し出してから以降も注目はしていたが、やはりGOING STEADYへの思いの方が強い。

ゴイステの楽曲には圧倒的に光るものがあった。『さくらの唄』『BOYS & GIRLS』は青春パンクロックの大傑作だと思う。彼らの作品の中でもとりわけ前期のものが好きだ。

銀杏はゴイステ後期の流れを汲んでいるように感じる。ライブでのパフォーマンスがどんどん過激になって、楽曲もそっちに寄っていったような気がする。

筆者はゴイステのいろいろな曲をバンド仲間とコピーしたり、カラオケでもよく歌った。そうやってゴイステの曲に親しんで来た。

周りのゴイステ好きは、だいたい銀杏も好きだった。

ゴイステのライブには行ったことなかったけれど、ライブ映像はよくYouTubeで観ていた。

彼らのライブには圧倒的な気迫、勢いがあって熱量がすごい。それでいて人間味のあるところがまた面白い。実際の会場の熱気たるや、きっとすごかったのだろう。

もうゴイステのライブを見ることは出来ないけれど、機会があれば銀杏のライブを見てみたい。

銀杏でもゴイステでも、詰まるところ大きいのは峯田和伸の世界観だから、二つのバンドを区別するのは野暮なことかもしれない。

けれどゴイステというバンドが活動していた時代に、一つの完成形を見るのである。

銀杏BOYSの新作への期待

ゴイステ時代からの主要メンバーであるベースのアビちゃんも脱退し、銀杏はこれからどうなっていくのだろうか。

いろいろな思いがあるけれど、今は近々リリースされる彼らの新作を早く聴きたい。

今回のアルバムは前作の2枚と同じように、2枚同時にリリースされるらしい。

聴き応えがありそうなので、今から楽しみだ。

written by 南無パンクロック 

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