BRAND NEW SUNSETは4thアルバム『MAKING THE ROAD』のトラック19に収録されてるHi-STANDARD(ハイスタンダード)が誇る名曲である。
高校生時代に、『バンドやろうぜ(略して、バンやろ)』という音楽雑誌をよく読んでいて、その雑誌に「ハイスタの感動モノの名曲」とかそんなキャッチコピーでこの曲のバンドスコアが載っていた。
ハイスタの中でも特に好きな曲で、学生時代には軽音サークルでコピーしようとしたことがあった。残念ながら、ちょうどその時期に東日本大震災が起きてサークルのイベントが無くなってしまったが、まさかあの後ハイスタが復活することになるとは夢にも思わなかった。
実は最近、YouTubeでこの曲をカバーをしている素晴らしい弾き語り動画を発見した。
名曲「BRAND NEW SUNSET」のカバー
それは久保琴音による、女性が歌う弾き語りカバーである。
彼女のカバーは、なんと言ってもその伸びやかな歌声が素晴らしく、とても聴き心地がいい。
(たぶんBメロの3コード目のところは、一瞬コードを押さえ間違えてて本人も笑ってる)
名曲「THE SOUND OF SECRET MINDS」のカバー
それから、ハイスタに「THE SOUND OF SECRET MINDS」というエモい名曲がある。
これは1997年にリリースされた3rdアルバム『ANGRY FIST』のラストナンバーである。
この曲に関しては、HUSKING BEE(ハスキングビー)の磯部正文も、横山健のムック本(2001年発行)でハイスタの中でも特に好きな曲としてセレクトしていた。
バンドKen Yokoyamaもライブでは、この曲をセルフカバーをしている。
YouTubeでは、いろいろなミュージシャンがカバーするこの曲を聴くことができる。
徳永由希のカバーは、女の子が弾き語るハイスタのカバーであるのが新鮮で、また少し個性的な雰囲気もあってそこがまた良い。
UNCHAIN(アンチェイン)の持ち味を発揮したグルーヴィーなカバーも面白かった。
彼らの曲は「make it glow」が有名であるが、個人的には「Movin’ My Soul」が最も推しである。
Anthony Williamsの弾き語りがすばらしい
英語ネイティブの弾き語りであるAnthony Williamsのカバーは、演奏クオリティーが非常に高く、とても優れたパフォーマンスで聴かせるので、見る価値がある。
またPunkRockCoolGuyのカバーも、勢いのある弾き語りが聴いていて気持ちいい。
筆者が推している、インドネシアのガールズ弾き語りカバーデュオのDwiTanty(ルイダンディ)のカバーもぜひ聴いてみたいが、彼女たちはハイスタをよく知らないかも知れない。
DwiTantyはNorthern19の「TONIGHT」をカバーしていて、それもとても良かったし、blink 182の「ALL THE SMALL THINGS」のカバーもすばらしかった。
九州福岡発のメロコアバンドS.M.Nの「Shy boy」カバーもアクセル全開でカッコいい。
written by 南無パンクロック
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