かれこれ12年前、夏が終わったころの9月18日に、AIR JAM 2011を見に横浜スタジアムへ行った。
その時、ずっと愛聴してきたHi-STANDARD(ハイスタンダード)のライブを初めて生で見た。
また、これも好きなバンドであるBRAHMAN(ブラフマン)のライブを見るのも初めてだった。
あの日はいろんなバンドが出てたな。
野外の音楽フェスで、時期的にむちゃくちゃ蒸し暑かった。
それまであまり音楽フェスへ行ったことがなかったからわからなかったけれど、実際に参加するとフェスは時間がとても長く感じたり、人の多さもあって、体力をかなり消耗した。
あの日一番印象に残っているバンドは、言うまでもなく復活のステージとなったハイスタンダード。
それからトリ前で出演したブラフマンのステージもとても熱量を感じた。
他にもあの日の出演者には、
the HIATUS
10-FEET
LOW IQ 01 & MASTER LOW
磯部正文BAND
TURTLE ISLAND
WAGDAUG FUTURISTIC UNITY
キングギドラ
Pay money To my Pain
FACT
SCAFULL KING
マキシマムザホルモン
Me First and the Gimme Gimmes
MURPHY’S LAW
がいて、あとロンブーの亮が友人のLOW IQ 01 & MASTER LOWの登場前に、ステージで少し話してた。
あの日あの場所で行われた日本パンクロックシーンの歴史に残るステージを、同じく見に来ていたらしいSTANCE PUNKSのTSURUが、そのあとで長文の感想を書いていたのを覚えてる。
大トリのハイスタの時は、なるべくステージの近くで見たいと思い、トリ前のブラフマンがもう一つのステージでライブをしている時から、ハイスタがアクトするステージの前方へ行こうとしたけれど、すでにモッシュピットがぎゅうぎゅう詰めで全然行けなかった。
ハイスタのステージが始まってから前方へ行くのを再度試みたが、オーディエンスの密度が高すぎてちょっとこの感じは厳しいと思い、少し落ち着いて見れる位置まで下がってハイスタのライブを見た。
さすがにハイスタのセットリストは全部知ってる曲で、一曲一曲感慨深く聴きながら、リズムに乗りながら、ステージを観た。
MOSH UNDER THE RAINBOWの時には、オーディエンスが輪になって踊るこの曲恒例の展開となった。
そのとき、近くにいたハイスタファンであろうお兄さんに「一緒に肩組みませんか?」と話しかけられた。
応じて混ざってみたけれど、けっこう照れくさかった。
あの時のハイスタのライブは、楽しさもあったけれど、それよりも感慨深い気持ちの方が大きかった。
ハイスタ三人の「9.18 ハイスタンダード AIR JAM。届け!!!」から始まった2011年の電撃復活、それまでもうハイスタのライブは十中八九見れないだろうと思っていた。
あれほどドラマ的な展開を見せるバンドを他に知らない。
written by 南無パンクロック
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