先日、8月8日(金)に久しぶりにLIE-DOWN(ライダウン)のライブを観に新宿へ行って来た。
この日の会場は、ライダウンのライブではおなじみの新宿紅布(レッドクロス)。
紅布といえば最寄駅はおそらく東新宿駅だと思うが、JR新宿駅からでも少し歩けば行ける距離なので、交通費節約のため新宿駅からたぶん15分くらい歩いて辿り着いた。
紅布入り口で、ライダウンHPから予約してあった取り置き名を告げてチケット代とドリンク代を支払い会場内に入った。
スタート時間ちょうどくらいに入ったが、会場は満員に近い状態で、前に紅布でライダウンを見たときよりもだいぶオーディエンスの人数が多い印象を受けた。
この日のライブは、ライダウンと騒音寺というバンドによる2マン企画であった。
ライダウン目当てで来たわけだが、もう一バンドの騒音寺はライブを見るのも曲を聴くのも初めてだった。ただ、バンド名だけは聞いたことがあったりして、どんな感じのバンドかなぁと愉しみにしていた。
最初はライダウンが登場した。のっけから全開のロックンロールをぶちかますライダウンのメンバー。ファンの期待を裏切らないパフォーマンスである。
篠崎さんがギターを抱えたままの木村屋さんを肩車して、フロアを旋回するおなじみのアクロバティックなパフォーマンスも間近で見れて面白かった。好きな曲も何曲か聴けて、終始愉しく観ることが出来た。
熱気溢れる演奏をみせてくれたライダウンのあとは騒音寺の出番である。
転換の時に出てきた騒音寺のメンバーは、貫禄があってベテランロックンローラーのような第一印象を受けた。
騒音寺のライブが始まる段となり、メンバーさんが登場してくるとリズム隊の三人に続いて見るからにキャラの濃そうな長身のボーカルさんが豹柄の衣装で登場して来た。
どんなライブをするのか予想がつかなかったが、ライブが始まると一気に騒音寺とファンによって騒音寺ワールドが繰り広げられた。
騒音寺は渋さとキャッチーさを合わせ持った楽曲とタイトなロックンロールサウンドが相まって、独特な世界観を作り上げていた。
また、ハイテンションなステージングにオーディエンスも一体となって、会場はものすごい盛り上がりをみせた。
初めて観た騒音寺は、演奏もMCも含めてオーディエンスを盛り上げるのがとても巧みなバンドであった。また、楽曲やメンバーさんのキャラクター性にも光るものをひしひしと感じた。
この日紅布のフロアは満員に近い状態であったが、騒音寺の時のオーディエンスの盛り上がり具合からみて、割合的に騒音寺ファンがかなりいたのではないかと思った。
熱いロックンロールを聴かせてくれたライダウンと、渋さとキャッチーさを兼ね備えた騒音寺の2バンドによる愉しいイベントであった。
written by 南無パンクロック
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