
リ―ホー!ニーハオ!南無パンクロック(@NAMUPUNKROCK)です。
2022年にMONGOL800(モンパチ)とのスプリットEP『愛彌々(あいやいや)』をリリースし、さらに多くの音楽ファンを魅了したWANIMA(ワニマ)。
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MONGOL800×WANIMA「愛彌々」OFFICIAL MUSIC VIDEO
テレビ、ラジオ、音楽フェスなど多方面で活躍する現在も、彼らの音楽にはインディーズ時代から変わらない熱さと、リスナーの心を掴むメロディが息づいている。
ここでは、筆者が特におすすめするWANIMAの楽曲5曲をピックアップし、それぞれの魅力を紹介するとともに、彼らの憧れであったパンクロックレーベル「PIZZA OF DEATH RECORDS」からデビューするまでの背景を振り返ってみたい。
WANIMAのおすすめ曲5選
1. シグナル
NHKの大型音楽番組『18祭(18fes)』のために書き下ろされた楽曲。
18歳という人生の節目に立つ若者へ向けたストレートなメッセージは、年齢を問わず多くの人の胸に響く。WANIMAらしい疾走感と、歌詞に込められたまっすぐな想いが融合し、初めて聴いた時に「これは名曲だ」と直感した。ライブでは観客の大合唱が自然に起こる、エモーショナルな一曲だ。
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WANIMA「シグナル」OFFICIAL MUSIC VIDEO
2. THANX
インディーズ時代から演奏されてきた代表曲。
今では新たに撮り直されたMVがYouTubeで公開されているが、当時の初期バージョンには荒削りな勢いと熱気が溢れていた。曲の根底にあるのは、仲間や支えてくれた人への感謝。WANIMAの音楽を初めて聴く人にとっても入り口になりやすい、バンドを象徴するナンバーだ。
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WANIMA- THANX(OFFICIAL VIDEO)
3. CHARM
優しく背中を押してくれるような、ハートフルな曲。
ポジティブな歌詞とキャッチーなメロディが特徴で、落ち込んだ時に聴くと自然と前向きになれる。WANIMAの持つ「熱さ」だけでなく「温かさ」を感じられる代表例といえる。
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WANIMA「CHARM」(OFFICIAL MUSIC VIDEO)
4. 1106
筆者が個人的に最も好きな曲。
泣きのメロディと、日本語ならではの情緒を含んだ歌詞が、聴くたびに胸に込み上げるものを与えてくれる。WANIMAの真骨頂ともいえる「感情の揺さぶり」が詰まった名曲だ。
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WANIMA-1106 (OFFICIAL VIDEO)
5. Hey Lady
アップテンポでドライブにぴったりなナンバー。
イントロから一気にテンションを上げ、サビで解放感が爆発する。ライブでは会場のボルテージを一気に上げるキラーチューンで、WANIMAの遊び心とサービス精神が存分に感じられる。
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WANIMA- Hey Lady
PIZZA OF DEATH RECORDSとのつながり

WANIMAがまだ無名だった頃、同じくメロコアバンドのDRADNATS(ドラッドナッツ)がPIZZA OF DEATH RECORDS(ピザオブデスレコーズ)から3rdアルバム『MY MIND IS MADE UP』をリリースした。
PIZZA OF DEATHはHi-STANDARDの横山健が社長を務める、日本のパンクロックシーンにおいて特別な存在。キッズにとって憧れの場所であり、そこで作品をリリースすることは夢のような出来事だ。
当時のWANIMAは、そのDRADNATSの活躍を間近で見ながら、自分たちの音楽をさらに磨き続けていた。やがて彼ら自身もPIZZA OF DEATHと契約し、全国に名前を轟かせることになる。
このデビューは単なる通過点ではなく、WANIMAの音楽人生における大きなターニングポイントだったと思われる。レーベルの精神と、彼らが持つ泥臭くも熱い音楽性は相性抜群で、その後の快進撃へとつながっていった。
WANIMAの音楽には、ただ盛り上がるだけでなく、人を励まし、寄り添う力がある。
疾走感と温もりが同居するそのスタイルは、これからも多くの人を惹きつけてやまないだろう。
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written by 南無パンクロック
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